漫画規制条例に関して。
以下はりりあの感想です。
「漫画興味ないなら税金節約のため条例反対すべき?」
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この規制条例は漫画を規制する以外に、
もう1つの側面があります。
これも報道されておりません。
この条例は、わざわざ税金で高い給料の役員を雇って
漫画を審査させるんですよね。
りりあはお仕事の都合上、
もちろんこの条例には反対なんですけど、
この条例のおかげで
子供を守れるって本気で信じている方もおられます。
その方々とのお話は平行線になることもあるのですが、
ですが、漫画が規制されても、されなくても
どっちでもいいという、
興味のない方はどうでしょうか。
この条例のおかげで、
わざわざ高い給料で雇われた役員が
販売されている漫画を読んで
■少年誌で敵を殴ったり、暴力的なシーンはあるかどうか。
■少年誌でスカートが過度にめくれていないかどうか。
などをチェックすると思うのですが、
そもそも、そんなつまんないお仕事に
国がお給料出すということは
そのお金は「税金」から来ることになるのかな。
当然、財政難ってあれだけ言ってるのだから、
消費税アップなどの増税も行われる可能性も高くなるのかな
……実は詳しくは分からないですけど。
ジャンプとかサンデーの漫画を読んで
キスしてるシーンはあるかどうかとか、
裸があるかどうかを確認するだけのお仕事のために
税金使われるなら、
(実際に成人向けシールを貼らせるかどうかは別として、
審査はするし、その審査に費用がかかる)
「どっちでもいい」「興味がない」
なら
「そんなどうでもいいことのために、増税されて搾取される」
のはイヤかもです。
間違ってたらごめんなさい。
条例はもう通ってしまったのだから、
手遅れという方もおられますが、
国民の幸福を奪ったり、
理不尽な増税を課し続けるならば、
かつてのフランスにおいて、
マリーアントワネットがギロチンにかけられたように、
徐々に明るみになってきている悪事や圧政が永続することもまたないでしょう。
いろいろと間違ってたらごめんなさい。
難しいことは苦手です。
りりあ達はお仕事で18禁な漫画を描いています。
もちろん、漫画を描くのは
生活のためにお金が必要と言う目先の目的や
老後のためというのもあるけれど、
でも、お客様に描いた漫画を読んでもらって、
それで、なにか得られたり、楽しんでもらったりできるのなら。
1つの娯楽や幸福を提供できることに喜びを感じるからこそ、
できるお仕事でもあると思います。
それはりりあだけではなく
先人の漫画家さん達や出版社さん、
あるいは、漫画等に関わる職業の人たちも
そうなのかもしれません。
人を楽しませるお仕事を
守ってあげたいです。
だって、りりあはたくさんの漫画読めて幸せだったし、
自分はそのおかげで、大事な人への情が深くなれたとも思うし、
また、先人に習い、人を楽しませたいと思えるようになったからです。
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今回の条例に関して、
何処かの日記でみた、とある方が言っておられました。
「子を持つ親として当然の条例です。
子は親だけではなく、社会全体で育てるものだとわかって欲しい。
だから、私は今回の条例に賛成です。
石原さんはよくやってくれました」
とのことです。
りりあは子を育てる前に、
まず、差別発言をする石原さんを支持するという、
この親御さんを先に社会全体で育てる必要があると思うし、
子が見て学ぶのは漫画もあれば、親の言動です。
差別を親や政治家が肯定するのならば、
子に悪影響がないとは思えません。