○『クラスナイン』の世界観

 

 

 クラスナインはファイナルファンタジーの設定を利用した、魔法を中心とした物語です。

 魔法はこの作品のキーとなるオリジナル魔法【メテオラ(クラスナイン)】を除き、全てファイナルファンタジー原作のものです。

 これは【メテオラ】という魔法が『ファイナルファンタジーの世界』には存在しないという設定を際立たせるためのものです。【メテオラ】については後述します。

 

 

 魔法はその威力、規模、神秘性により8つの『クラス』に分けられています。

 例えば初級魔法の【ファイア】や【ケアル】はクラス1。

 【エアロ】、【ミニマム】、【トード】といった小技の魔法はクラス2。

 実際にはクラス3以降がバトルでの主力となります。【ファイラ】や【ケアルラ】といった中級魔法(ラ魔法)はクラス3。

 【ホールド】、【プロテス】、【ブリンク】といった主力となる補助魔法はクラス4です。

 クラス5以降は上級魔法と呼ばれ、使える人間が限られていきます。クラス5には【バイオ】、【ドレイン】といったこれまでにない特殊かつ、強力な魔法が該当します。

 【ファイガ】や【ケアルガ】といった最強魔法(ガ魔法)はクラス6。

 更にそれを超える天変地異魔法、【クエイク】や【トルネド】などがクラス7。

 そして、禁断の魔法とも呼ばれる【メテオ】、【メルトン】、【ホーリー】、【フレア】、【アルテマ】、【アレイズ】などがクラス8に当たります。

 

 

 この世界の魔法は全てが8つのクラスのどれかに該当します。

 この物語は【メテオラ】と呼ばれるクラス8の【メテオ】を超えるクラス9(クラスナイン)の存在をキーとしています。

 【メテオラ】は強力な魔法、ではありません。

 ファイナルファンタジーの世界には存在しない魔法です。禁断の魔法は危険すぎる効果故に禁じられたものですが、【メテオラ】はそもそも無いものだから、禁じられてすらいません。

 ないはずのものが、何処からか紛れ込んだのです。

 それ故に世界は歪となり、壊れていきます。

 

 

 尚、魔法の使用方法、システムについては、『システム(魔法)』の項により示します。

 存在しないはずの【メテオラ】もそこにて詳しく記します。

 

 

 世界情勢について。

 80年代後半から90年代前半、RPGに多用されたファンタジー世界をベースにします。(その理由は後述)

 即ち、人間は都市に住んでいる。

 都市の外は野生のモンスターが大勢いる。都市の中は基本的に安全。ただし、物語を盛り上げるために町がモンスターに襲われることもある。機械文明ではなくいわゆる剣や魔法が発達し、各町には武器屋や魔法屋などがある。

 といった具合です。

 オーソドックスな世界を起用した理由は【メテオラ】の特異性を引き出すためです。

 【メテオラ】は『イレギュラー』な存在です。非日常の世界において、更なる『イレギュラー』を表すよりも、一般的な世界の中に現れた『イレギュラー』として表現したほうが、【メテオラ】の特異性を伝えやすいためです。

 それでは現代社会を舞台にするという選択もありますが、『ファイナルファンタジー』という題材を考えると、現代社会を舞台にすることこそ非日常であると判断しました。

 ベーシックな魔法ありきの異世界の物語。そこに『ファイナルファンタジー』にはない【メテオラ】の介入により、徐々に世界が壊れていく。

 それがクラスナインの物語であり、世界観であります。

 

 

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