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誰かを苛めるのは恐ろしいです。

 

誰かをイジメるのは怖いです。

 

相手は一見屈服したように見えても

少なくとも苛めている自分に対して愉快な感情は持ってくれないです。

 

もしかしたら、

自分にペットがいるならそれを殺しにくるかもしれないし(器物破損で済むそうです)

妹や弟がいるなら、自分よりも弱いそっちを徹底的に攻撃してくるかもしれない。

 

もしかしたら、

憎しみにかられた相手は自分の家に火をつけにくるかもしれないし、

父や母に乱暴にくるかもしれない。

最悪の場合は一撃必殺で、一回目で親族の誰かが殺害されるかもしれないです。

 

昔、お友達に

憎くて憎くて仕方のない相手には

相手本人ではなく、ペットや家族、恋人、配偶者など、

相手の心を通わせた人間に対して取り返しのつかない攻撃をするのが

一番相手は堪えると言われました。

 

その考えには賛同しかねるけど、

ただ、確かにりりあもそんなことされたらイヤです。

 

りりあは相手の過小評価はしたくないです。

相手が人間であって、手や足、口がある以上、

相手は常に自分の大事な誰かを殺害できるチャンスがあると思います。

それが怖いです。

どれだけ見た目で屈服しているように見えても、

ある日ぷっつんして、なりふり構わず反撃してくるかもしれないです。

 

よしんば、今相手は屈服していても

もしかしたら5年、10年たって

自分が幸せな家庭を築いた後に

「なんらかの社会的な理由で、その人が自殺するつもりになったら」

それまでの人生で自分が恨んでいた全ての人間を道連れにしようとして

夜中に自分の家に放火にくるかもしれないです。

 

もちろん、そんなことは滅多に起きないと思います。

世の中のいじめを受けている多くの人は

反撃の気力もないと耳にします。

 

しかし、いじめたところで満足感以外のなんの得もなく、

リスクだけが増えるのなら

しないほうがよいと思います。

 

集団の中で他者より上に立って気分がよくなりたいなら

もっと合理的な手段があると思います。

自分の能力の一部を有意義に見せれば

人は自分を慕ってくれるかもしれません。

 

また、人として心が本当の意味で澄んでいれば

友達からも愛されると思います。

 

敵なんかは少ないほうがいいと思います。

多分、イジメている側は

「これは敵ではなく、自分達の愉悦のための標的」

と思っているのかもしれないけれど、

それが永久に続く絶対の約束はないと思います。

 

別のお友達に

人の足を踏んだほうは忘れるけど、

足を踏まれたほうは忘れない、、とも言われました。

 

りりあは自分の人生が大切。

そして周囲に大事な人達もいます。

どうしても、生きていく上で敵対しなければならなかった人や、

許すことのできない人も出てくるかもしれないけれど、

 

そうではないのなら

徒に人と敵対関係を築いてもなにも良いことはないと思うのです。

一時の快楽のために後々のマイナスになることはしたくないです。

 

あと、根本的なことを言えば

同じ愉悦のためでも

相手をイジメるよりは

その相手と友好的な関係を築いて、相手から好かれていたほうが楽しいと思えます。

 

他人との対比で

自分をよくするのなんかは意味がないと思います。

自分をよくするには自分自身を磨かないと

いくら自分よりも下の人間を作ったって、

トータルで見たら気分しか変わらないかもです。

自分を磨くことができたら、気分はいい上に、実りもあります。

 

自分の家族や自分の人生、将来のことなんかを厳密な意味で考えて

自分を本当の意味で大切に思うのなら

他人に対しては不必要な攻撃もしなくなるのかもです。

間違っていたらごめんなさい。

 (4012.07.03)

 

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