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逮捕をアドバンテージに繋げる人生。

 

よく逮捕されたら

「人生終わったな」

ってカキコを見ます。

うちのお婆ちゃんもそう言ってました。

 

りりあのよく知っているヒトで

結構な事件で逮捕されたヒトがいるのだけど

逮捕された時は

正直、職歴もなく、スキルや知恵も寂しく、

釈放後もお先が真っ暗になると思っていました。

 

でも、そのヒトは今、

望みの職につき、 その収入も世間の平均以上に恵まれ、

大勢の友人に囲まれ、

当時にはなかったスキルや知恵も身につけ、

皆に優しくし、また優しくもされ、

概ね、幸福そうな人生を歩み、

また未来を考える余裕も得ました。

(もちろん単なる幸福な人生ではなく、
 人生には困難はつきものですが、
 その困難も楽しんで攻略に取り掛かっておられるようです)

 

りりあはその人のことはよく知っているのだけど

その人は自分が逮捕されたことを

単なる傷ではなく、 知識や経験というアドバンテージとして活かし、

必死に戦ったのかもしれません。

あるいは、皆に優しくしたり、されたりすることに

喜びを得たのかもしれません。

 

確かに「逮捕」というのは経歴に傷がつくけれど、

ただ、多くの逮捕の場合は

命までは奪われませんし、

数年待てば帰ってこられるようです。

軽犯罪なら略式で済み、罰金のみで終わることもあるでしょう。

 

経歴に傷がつくことが人生の枷になるのなら、

眼球に傷がつくことも人生の枷になるし、

手足が傷つくことも人生の枷になるし、

心に傷がつくことも、また人生の枷になることもあるかもしれません。

 

傷ついたものは、傷ついたもので仕方ないので

その傷をどれだけ癒すか、あるいは癒せなくても、

自分の残った部位で補うか、

あるいは足りないものを誰かと協力し補っていくかを考えるべきかもしれません。

 

最初の話に戻りますが、

例えば「逮捕」されたヒトに対し

「人生終わったな」

というセリフをよく見かけますが、

 

自分が逮捕された当事者である場合、

重要な考え方は

 

「あー自分の人生おわってしまったんだ。もうだめだ」

 

ではなく、

 

「逮捕されてしまった。

 では今後はどうやって勝負していこうかな。

 じっくりと考えよう」

 

のほうが生産的な考え方だと思います。

 

逮捕に限らず、どんな絶望的な状況でもそうですが、

「もうだめだ」 ではなく、

「どうするか」 だと思います。

 

もっとも、自分の最愛のヒトの命を奪われるなど、

自分の命以上に重要なものを失ってしまった場合は

それは難しいかもしれません。

 

とはいえ、この場合は「経歴」というのは

小さなものではないでしょうが、

「自分や最愛のヒトの命」、「眼球」、「手足」などと

天秤にかけた場合、

そこまで致命的な損失とは思いません。


事件が起き、「人生終了」などのコメントを見る度に

時々、そう思います。

 

けれど、誰もが積極的に

「生産性の少ない犯罪」を気軽に行われても問題ですので、

多くの方の認識というのは、

その状態のほうが好ましいのかもしれません。

 

おわりo
2ねんBぐみ  せかいの りりあ  4011ねん3がつ4にち

 

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