ゴキ、詐欺師、ウイルス、嫌いな相手の有効な使い方。
たとえば、最近流行りの各種詐欺とか、
夜中にうるさい暴走族とか、
コンピューターウイルスっていうのは
自分に損害を与えることがあります。
ゴキやネズミ、蚊といったイキモノも
もし、自分の家に侵入されては
駆除したり、追い出すのに
お金や手間がかかることもあります。
自分の生活圏内に
自分に迷惑をかけたり、
不愉快な想いをさせる人間がいては、
快適に過ごせないかもしれませんが、
それをなんとか処理しようと思えば
やっぱり、相応の手間がかかるでしょう。
自分に不利益な条例や法案を通す政治家や団体も
腹立たしいかもしれません。
ここにあげたのは、あくまで一例ですが、
これらは自分にとって「敵」に当たると思います。
しかし、敵と敵は仲良しではない場合もあるはずです。
例えば、もしもこの敵同士が
潰し合いをしてくれたらどうなるでしょうか。
単純な話だけど、
自分の嫌いな相手と、
不利益を与えてくる相手が1人ずついたとします。
それぞれいがみ合って潰しあいをして、
エスカレートして、両方ともどーのこーのなったら
自分は労せず、敵が2人どっかにいってくれることになります。
詐欺師のお家がゴキまみれになって
一日駆除に追われれば
少なくとも詐欺師さんらは1日を浪費することになるし、
ゴキも退治されます。
(ゴキの命は価値がないから、 死んでも良いと言っているわけではありません。 あくまで、自分に害を与える相手を 処理しなければいけないという話だと思ってくださいです) |
嫌いな人間も、詐欺師も、ウイルスも、ゴキも、迷惑な条例を作るヒトも、
全てが無作為のランダムで動いているわけではなく
ある程度、把握すればその動き方を理解できるかもしれませんし、
力のベクトルをずらすことはできるかもしれません。
また、上に「敵」と書きましたが、
世の中のモノを分類すると
「味方」「中立」「敵」
に分類できるかもしれませんし、
それらは移行することもあるかもしれません。
例えばゴキだって
ちゃんと人間と「住み分け」ができれば、
別に人間が頑張ってゴキを駆除することもないし、
ゴキだって命を奪われることもありません。
これはゴキは住居を荒らす「敵」から「中立」になったわけです。
もっといえば、このゴキが
いっぱい走って電気を発生させ、
人間のために活躍してくれるなら
「中立」から「味方」になるわけです。
また、製薬会社はウイルスがいなくなっては
お金が儲からないというお話を耳にすることもあります。
詐欺師もゴキも嫌いな相手もウイルスも
単純勝負で殴り合いをすれば
あちらを始末できるかもしれませんが、
こちらも疲弊します。
モノは使いようかもしれません。
石ころもゴミだと思うヒトがいれば
そこから大金を発生させるヒトもいます。
じゃあ、上記のものを
どうやって活用するかと言われれば
りりあも返答に困ることもありますが
ただ、なんだってそうですが、
安易に「邪魔だからやっつける」「処理する」では
こちらも手間も、場合によってはお金もかかります。
しかし、
現実問題として、もし今日、家に蚊が入ってきては
蚊を追い出すか、退治する必要が出てくるかもしれません。
ただ、今日は駄目でも、
明日は思いつくかもしれません。
大事なのはぼーっと生きるのではなく、
ある物事を見た時に
友達と話し合ったり、自分で考えてみたり、
脳みそを楽しく使っていくことかもしれません。
おわりo
2ねんBぐみ せかいの りりあ 4011ねん2がつ11にち