○魔法の開発について。

 

 

 最後に魔法の開発について記します。

 公式魔法と非公式魔法。

 この世界の国家には魔法を開発する専用の機関があります。

 そこで開発された魔法が市販の商店に並ぶのです。

 だから、大概はどの町にも同じ魔法が売っているし、購入さえすれば誰もが同じような魔法を使うことが可能となります。これが公式魔法です。ファイア】やブリザド】などはこれに当たります。

 一方、個人が独自で開発した魔法が非公式魔法となります。非公式魔法はスクロールが大量生産されにくく、また認知度や信頼性の面からも市民に受け入れられ難いものです。そのため、多くの場合は開発した個人の専用魔法となります。

 市販されている『誰もが扱える大衆向けの魔法』とは違い、自分専用に作成することが多く、術者の型にあった魔法であるため、より効果的な魔法が一般的です。また、それが戦闘であるならば、相手は使用されるまでその効果がわからないため、対策が立て辛いなど、様々な長所を持っています。

 ただし、個人のため開発は難しく、高いレベルの知識が必要なため、使用できる者は限られています。また危険であり、過去多くの者が魔法の開発に手を伸ばし、命を落としてきました。

 しかし、有効な魔法を作成することは、魔導師達にとっては目標でもあるのです。本作ヒロインのローテもそのような理由から魔法を開発し続けています。

 専用魔法とも呼びます。作中においては、その専用魔法がキャラの個性を強烈にアピールする要素ともなります。専用魔法を使用できる者は限りなく少ないので、登場した際には、読者に大きなインパクトを与えることが可能でしょう。使用するその魔法がキャラの代名詞ともなれば幸いです。

 余談ですが、非常に有用な非公式魔法を開発し、歴史に名を残した賢者を当作品では『ミシディアスター』と呼びます。ローテも魔導師なのでミシディアスターを目指しています。

 

 

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