○システム(魔法)
『クラスナイン』は魔法を物語の根幹に据えているため、そのシステムはコンセプト・テーマ・ストーリーに大きく関わります。
物語と世界をご案内する前に、魔法のシステムについて簡単に記しておきます。
この世界の魔法は修練により習得していくものではありません。
『スクロール』と呼ばれるアイテムを使用し、対応した『マジックパワー』を消費することで魔法を発動できます。
『スクロール』と『マジックパワー』について。
スクロールには1つにつき、1つの魔法が刻印されています。
例えば『ファイアのスクロール』を使用すると、魔法【ファイア】が使用できます。その際にスクロールは消費しません。スクロールは何度でも使用できるアイテムです。
ただし、対応する『クラス』のマジックパワーを消費してしまいます。
マジックパワーもクラス同様、8つ分かれており、クラス1のファイアを使用すれば、クラス1のマジックパワーを消費してしまいます。各クラスのマジックパワーは独立しているため、クラス1のマジックパワーを使い切っても、他クラスには影響を与えません。
当然、ハイクラスのマジックパワーほど習得は困難ではあります。
※スクロールの入手方法については、文化の項に記します。
【メテオラ】について。
ストーリーの根幹となる【メテオラ】のクラスは9です。
つまり、そのような魔法はないのです。【メテオラ】は対応するマジックパワーも存在しないため、誰にも使用することはできません。
唯一主人公のヒノキだけがこれらの例外となります。
ヒノキは魔法が未熟(だと本人は思っている)なため、1回しか魔法を使えません。しかも、クラス1の【ファイア】を使っただけなのに、クラス2などの【エアロ】等も使えなくなってしまいます。
ヒノキは己の腕が未熟なため、マジックパワーが少ないせいかと思っています。ですが、本来クラス1の魔法を何度使っても、クラス2のマジックパワーは独立しているため、消費しないはずなのです。
その異常性に最初に気づいたのがローテであり、この物語の紐が解かれていくこととなります。
それらを『ストーリーの全容』の項にて記します。